遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさん1月の頭に新年に際しての投稿をされていましたが、僕は大晦日から体調を崩して寝込みながらも、引っ越しを行うというアグレッシブな年明けを過ごしていました。
部屋もスッキリ断捨離されると共に、胃の中もスッキリ断捨離されたので良い1年が送れることでしょう。
引っ越し先は渋谷区となり、フットワーク軽くなりましたのでどうぞお気軽にお声がけください。
2018年について
年末年始、個人的に印象だった事柄というと「お金」のことです。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: 単行本
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ちょうどこんな2冊を読んでいたというのもありますが、身近にもビットコインで億ったよという方々がいたり、良いプログラマーさんいないですか?と聞かれてもあの人今ビットコイン関連のプログラム書いてるのがメインだしな、となっていたりします。
一方で僕は引っ越しもあって、メルカリで家具をサクッと売ってお金にできるの便利だなとか、新古品の家電を半額で買えるの凄いなとか、所帯じみた体験もしていました。近しいところでは、即日買取サービスのCASHがDMMに買収なんて話も盛り上がっていましたね。(DMMがあの「CASH」を70億円で買収するワケ)
お金が倍に増える話もあれば、半額で済むなんて話もあり、お金って何なんだ感が募るところです。
どれも一般にも浸透してきているトピックなので、今年は皆お金に対する価値観が無意識の中で書き換わってくるのでないかなと感じています。
理論や理屈でお金はこう変わる、と考えることも大切ですが、社会にサービスとして実装されてきているのが素敵ですね。
お金と連動して教育の話
お金と連動する話なのですが、昨年末から使えるプログラム言語を増やすかと思いProgate | プログラミングの入門なら基礎から学べるというプログラム学習サービスを利用していました。
月1000円で各種プログラム言語を学習できるよ、というサービスです。こういった教育サービス、だいぶこなれてきましたね。
僕の世代ぐらいまではOJTの名の下、教えてくれる人のいない中なんとか独学してやっていくというのが主流だったと思います。その慣習が無くなっていくのはなんだか寂しい気持ちもありつつ非常に良いことです。
他にも最近見てる学習サービス情報をいくつかペタペタと。
中国のレシピアプリでは「有料ライブ配信」がコンテンツになっている。
— アプリマーケティング研究所 (@appmarkelabo) 2017年12月21日
プロの料理人が「レシピと調理法」を視聴者コメントに答えながら、ガチで実演してくれるというもの。
料金は数百円程度〜。お料理教室のオンライン版とも言えるのかな。https://t.co/U34ZgzJ9ON pic.twitter.com/KeP6hcBoAl
色々貼りましたが、動画のインフラが整ってきたこともあり、今後もネットを使った教育サービスは増えていくことでしょう。便利。
数年前、堀江さんが寿司職人の修行期間についての発言で晴れやかに炎上していましたが(ホリエモン「寿司職人が何年も修行するのはバカ」発言 数か月で独り立ちの寿司はうまいか? : J-CASTニュース)、教育サービスが整うほどにこういった話は増えてくるのだと思います。安定の早すぎる堀江さん。
高価格の教育サービスを提供する事業者は、「自分の教育に投じた金額の○○○%が自分の年収になるんです!」みたいなことを言いますが、月1000円・年額12,000円で学習したものがその法則に当てはまるわけもなく、この辺りも変化してくることでしょう。
ライザップのように高価格でも対面だからこその価値提供もあるわけで、全部が全部とにかく安くなるんだ、なんて単純な話でもないですけどね。
その中で自分の価値を考える
そんな中、最近見ていた言葉に「好きなことで、生きていく」があります。みんなご存知、Youtuberのキャッチコピーとなっている言葉ですね。
これ「好きなことで生きていく」でなく、「好きなことで、生きていく」と句読点が入っているんだなぁと思いながら見ていました。
実際の意図はわかりませんが、僕としては「好きなことをすること」と「生きていくこと」つまりビジネスしていくことは、あくまで別のことであると、分けて表現しているのでは、と感じています。
僕はこれは稼げるぞ!みたいな動機ではやる気が出ないという、基本ビジネスに向いていない性格をしています。だからこそビジネス思考の方とご一緒させていただくことでやってこれたわけで、それは1つの基本スタンスとして今後も残っていくと思います。
一方で、物事をビジネスにしていくコストはこれまで書いてきたとおり下がってきているわけで、それが結果「好きなことで、生きていく」ができる土台となってきているわけです。
そうなってくると、以前こんな記事(なぜwebサービスを作っているのか)で書いたようなサービスを作る際、好きでやってるから売上が出なくても当然・赤字でも仕方ない、みたいな言葉は、言い訳がましいなぁという気がしてきています。
これから作るものはすべてマネタイズを考えてやります!とは性格上できませんが、好きなことだからお金にはならない、なんてのは前時代的な考えではないかと、疑っていきたいと思うのです。
ただそのためには、時代に即したスキルが必要となります。スキルを増やすというよりは、スキルを軽くしていく、みたいな感覚ですが。
前提としてそうやってスキルをシェイプアップしながらも、自分がこれが好きだと思う本能的な感覚を大事にする一年、そして活動をご一緒できる人との縁を大事にする一年にしていければと思います。
ビジネス的な正解もこれまでどおり重要ですが、自分は○○が好きという本能的な正解も大事になっていく時です。急にそう変わることでなく、2020年ぐらいに向けて3年ほどかけてやっていくことなんでしょうけど、火種は今もう手元にあるのかもしれません。
そんなわけで、ビジネスな話でも、好きなことの話でも、ご一緒できれば幸いです。改めて今年もどうぞよろしくお願いします。