コードノート

コードノートはwebを中心にテクノロジー・クリエイティブを伝えるWebメディアです。コードリンク代表、片岡亮が執筆しています。

20代を引退しました。

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1/29で30歳になりました。

17歳からこの業界で働きはじめ、業界13年・フリーになって4年・その内、法人化してから2年となります。

年月を重ねるごとに、小規模な組織、そして個人と、毎日顔を合わせる人は減っていますが、関わる人数は増えてきました。

ここまでやってこれたのも、そんな皆さんのおかげになります。ありがとうございます。これからもどうぞご協力よろしくです。ご飯いきましょう。

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20代最後の日は、「ぼくのりりっくのぼうよみ」の引退葬式前夜祭ライブを聴きにいっていました。彼が引退する日と同じく、自分の20代も終わることに謎のシンパシーを感じる良い〆に。

youtu.be

良かれと思って、他者が望む像を作っていった結果、その像によって肝心の自身が潰されていく光景は、僅かであれとても共感のある最後でした。おつかれさまでした。ありがとう。

 

30代に入るに際して思うのは、嬉しいの一言です。

若者役を演じる必要がなくなったな、と。

そんな一方、「インターネットおじさん」になることなく、ネットに触れていくとは、どう生きることだろうか、を考える昨今でもあります。

(インターネットおじさん:ネットスラングで、良い年した大人なのに、大人の役割を全うせず、ネットで非生産的なことばかりしている人達、みたいな意味。)

そうならない一番簡単な手段は、趣味を捨て、SNSのアカウントを閉じ、社会の中で何か役割を全うすることです。

ただ20代で学んでことは、それは自分にはできないということぐらいでした😇

お金も地位も、わかりやすく良い評価係数です。でもそれを目標と出来ないタイプに生まれてきたようです。

であれば出来ることは、稼げるところで稼ぎ、得たお金と時間に魂を添えて、お金にならないところに捧げることです。

ドラクエでいうなら、Gが貯まったのであれば、装備を買ってボスを倒せってことですね。お金を稼ぐのは過程。

ここ数年、webサービスを作っていたのも、自分が制作するモノから「収益を生む機能」を取り除いた時、そこに価値が残るのであろうか、という実験でした。

ちょいちょい絵や装飾品といった、直接的な見返りがないモノを購入してみていたのも、そんな本来的価値を体験するためです。◯万円は高い!とか思いながら財布を出していましたけど。笑

日頃、受託制作をする上では、商用の(すぐお金になる)ものを作るのが、当然ながら値付けがしやすいです。

ただ一方で、そんな自身の制作物はお金に従属するものという感覚はありません。あくまで知や美を主体とするものであって、それを一部換金している気持ちでいます。

元々好きで始めたような、プログラマーさんもデザイナーさんも似たような感覚でいるのでないでしょうか。たぶん。

よく稼ぎ、よく感性的に生きる、という両輪を回すのには割とパワーが必要です。

そしてパワーというと、=若さと思いがちですが、それよりも、抽象的な価値を捉える感性が重要です。

引き続き、そのような感性を育みつつ、パワーを出していく30代としていければと思うのでした。